前回はICL手術を行う前に難病の円錐角膜が発覚したため、円錐角膜を治すクロスリンキング手術を行いました。
あれから2年が経った2023年12月15日。いよいよICL手術を実施することに。
ICL手術を実施する前にレンズ作製期間がある
手術をいつにするかは先生の予定が空いている日であれば自分で決められます。レンズ作製期間があるので、確か1か月後とかだった気がします。乱視であれば、その人の目の角度に合わせたものになるので、より時間はかかるようです。ちなみに私は乱視でした。
改めて、レンズを作成するために様々な緻密な検査を行います。痛いものとかはないです。光を当てたり、空気を当てるなど強度などいろいろな数値を測っているみたいです。
無事、私の角膜も強度が上がっており、ICLを実施する基準を超えていたようです。それから術日の調整、前払いの頭金3万円、術後1週間は防塵対策として花粉対策のようなメガネもかけないといけないため、メガネ費用3,300円（税込）の支払い。手術前術後の生活の仕方などの説明を受けて、その日は終わりです。
手術日当日
術後の日から頭を洗うことは4日間禁止となります。水道水でも菌があるため、目から菌が入ると感染症の危険があるためですね。そのため、先進会眼科に行く前に私はお風呂に入ってから行きました。
病院へ行くときの持ち物としては、以下のとおり。
- 目薬
- 防塵眼鏡
- 帽子（念のため）
これらは持っていくようにしましょう。
緊張の中、受付で手続きを済ませ、待合で待っていると看護師さんが来て、目薬を入れてくださいと言われます。これは麻酔の入った目薬です。麻酔の影響で視界がぼやけるようになります。もともと目が悪いのでぼやけているんですけどね。笑
じっくり麻酔を浸透させるため、約2時間ほど目薬を何回かに分けて打っていきます。そしていよいよ手術室へ、、、
中は様々機械が入っているせいか、音がすごいガンガン鳴っていたことを記憶しています。目がもうろうとする中で、手術台にの座りました。あとは医師である岡先生と看護師さんの言われるがままに目を閉じれなくする装具をつけて、始まりました。
もう麻酔が効いているので、なにがどうなっているかは感覚的にはわかりませんでした。多少、触られているなという感覚があるぐらいでした。まずは右目からでした。5分ほどで終わったと思います。看護師さんが大きい声で励ましながら、「あともうちょっとですよ～」と声をかけてくれるので、安心感はありました。
個人的には左目にレンズを入れる時、少しだけ痛みがあったことを記憶しています。まあでも、耐えれる痛みで、めちゃくちゃ痛いとかではないです。
術直後に、みなさんと写真を撮ることが出来ます(笑)そんなことが出来るのかと思われるでしょうが、それを推奨していました。インスタグラムに載せると特典があった為です。特典は何か忘れました(笑)
手術を終えて
術直後は麻酔や消毒液の影響で視界が黄色みがかっており、視力矯正された感じがわかりませんでした。時間と共に吸収されて視界良好になってくるとのことでした。30分ぐらいは目が安定するまで待合の椅子でゆっくりすることとなります。そして、恥ずかしいですが防塵メガネをかけて帰宅へ。わたしは電車で帰宅しましたが、問題なく無事帰宅できました。
家についてからはまずは、寝ました。やはり手術の緊張で体が疲れていたことを記憶しています。術後は毎日朝、昼、晩、寝る前と目薬を3つ4回打たないといけません。これがなかなか大変です。1つの目薬と別の目薬の間は5分は空けないといけません。1週間くらいは目に傷があるので、目薬を挿すとすごい浸みて痛かったことを記憶しています…。なかなか苦痛でした。
あと、不便なことと言えば、顔を洗うことです。術後当日から4日間は目の周りは洗ってはいけません。先ほどもお伝えしたように水道水の菌から感染症を誘発する恐れがあるためです。なので、寝起きにすごい目やにがでるんですけど、それを取る作業が大変でした。術後の次の日なんかは寝ている間に涙も出ていてまつ毛にその涙と目やにがくっついて目が開きませんでした(笑)病院でもらえるウェットシートで優しくふき取って時間をかけて取りました。(笑)
術後の検査
術後は次の日、その1週間後、1か月後と検査に行くことになります。次の日は、頭も洗えないので、帽子をかぶってダサい防塵メガネをかけて病院に行くことになります。(笑)恥ずかしいですが目を守るためなので仕方ないですね。それを乗り越えさえすれば、素晴らしい日常生活が待っているのですから辛抱です。
まとめ
ICL手術にはレンズ作製期間があり、人によっては乱視に場合は期間が1か月とか2か月などかかる場合があります。
手術当日は、頭を洗っていった方がいいと思います。また、手術自体は両目で10～15分ですが、それまでの点眼の時間などを加味すると3時間ぐらいは病院にいることになります。持ち物は忘れないように持っていくようにしましょう。
手術を終えてからはすごい大変な期間を約1週間ほどを過ごすこととなります。でも、それは今後の生活が本当に良くなるので頑張りましょう！！苦あれば楽ありです！
術後の検査は、きちんと行くようにして、感染症を引き起こさないように。これで感染症になってしまうとすごいもったいないですからね。
ICLは、身近にやった人はあまりいないと思いますし、自分自身も周りにはいませんでした。今もまだいません。だから不安になることもあるかと思いますが、大丈夫です。必ずあなたの人生を好転させ、QOLがすごい向上します。不安な時はお気軽にお問い合わせください。私の紹介もできて、3万円は安くなるかと思います。
余談ですが、ここで70万円うちのたかが3万円かと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それはアンカリング効果という心理的影響です。実際3万円というお金の価値だけで考えると、すごい大きい金額だと思います。それを70万円という大きな数字から考えてしまうので少なく思えてしまうのです。3万円あれば、ちょっとした旅行なんかもできてしまいますよ。ぜひそこは、よく考えて判断してくださいね。
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